大麻使用罪反対!大麻解禁を!!②
次は、ちょっと違った視点から大麻解禁について話していこうと思います。
カナダでは、2018年10月17日から大麻が合法になりました。
カナダ大麻調査2020により、
カナダ人の27%が
過去1年以内に大麻を使用していた事が明らかになりました。
もし、
『大麻なんかやったら頭がおかしくなる』
と主張するなら、
『カナダ人の4人に1人は頭がおかしい』
と断言するに等しいのです。
もし大麻が著しく危険な薬物なら、
カナダは今ごろ廃人だらけでしょう。
実際には、
カナダの2020年度の幸福度は世界15位で、治安も著しく悪いわけではありません。
☆
次は医療大麻についてです。
医療大麻については、まだまだ研究が足りていないため、未解明な部分も多いでしょう。
しかし、
医療大麻で単に痛みが抑えられたという話ではなく、
などなど、
さまざまな病気で医療大麻の『効果事例』があります。
大麻には、
鎮痛(ちんつう)作用
沈静(ちんせい)作用
催眠(さいみん)作用
食欲増進作用
抗癌(ごうがん)作用
眼圧(がんあつ)の緩和
嘔吐(おうと)の抑制
……などがあります。
アメリカ合衆国では、
慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用しています。
しかし
効果事例も出ているので、
さまざまな治療法があるなかで
『医療大麻』という選択肢を新たに加えても良いと思います。
私自身も、
もし医療大麻が認められたら、
医師に医療大麻の相談をしようと思います。
☆
ところで皆さんは、
勝木 智(かつき・とも)さんをを
ご存知でしょうか?
勝木 智(かつき・とも)さんは、
特定疾患の1つである
このことはYouTubeのGreen-Zone-Japanというチャンネルでも動画になっています。
大麻取締法という法律がある以上、
勝木 智さんのように自己治療目的であっても、逮捕されてしまいます。
しかし…
この法律、本当に必要でしょうか?
法治国家だから法律守れという方、
その通りですが、
日本は法治国家であると同時に民主主義国家でもあるのです。
ですから、
法律を守ることも大事ですが、
同時に国民主権ですから、
主権者として
今ある法律が本当に正しいかどうか考える自由もあるのです。
『多発性硬化症』により身体のしびれを感じ、身体が動かない事もあったといいます。
病院に入院し治療も受けましたが、一向に治らないまま退院をむかえたそうです。
そんななか、
退院後、大麻を使用してみたところ、
症状が劇的に改善していったそうです。
この流れのどこに、
逮捕をし『懲役2年6ヶ月・執行猶予3年』の有罪判決をするほどの『加害性』があるのでしょうか?
彼は誰かを傷つけましたか?
誰かに迷惑をかけましたか?
何の加害性も無くても逮捕される、
大麻取締法は本当に必要な法律でしょうか?
人権侵害ではないでしょうか?
一度はじっくり考えてみて欲しいです。