大麻使用罪反対!大麻解禁を!!①
※以下は、厚生労働省に対する抗議活動のスピーチの原稿です。
ナガヌマと申します。
私は大麻使用罪に反対で、
意外と思われるかもしれませんが、
私はCBDという合法なタイプの錠剤やグミは常用していますが、大麻を使用した事は一度もありません。
解禁されてから堂々と大麻を吸うつもりです。
1つは、大麻は世間で思われているイメージよりは、はるかに安全だという事です。
結論から言いますと、この意見に充分な科学的根拠はありません。
…と、まるで現在のダメゼッタイのような事を言っています。
果たして正しいのでしょうか?
ベレンソン氏の出版した本は、
科学界や医学界の多くから、
不気味で不正確であると非難されています。
一方、コロンビア大学の心理学と精神医学の教授である『カール・L・ハート氏』は、
ベレンソン氏の主張が誤っていて無謀だとしています。
科学的および医学的証拠に関するベレンソン氏の描写は、
科学者や医学専門家からは、
不正確で恐怖をあおるものであると非難されており、
ハート氏は、ベレンソン氏の主張を
『科学に基づいておらず、非常に不正確な誤読であり、大衆の恐怖をあおる試みである』
と述べています。
また、ハート氏は、ベレンソン氏の主張に対し、以下のように反論しています。
たしかに、
精神病と診断された人は、
精神病を患っていない人よりも、
大麻の使用歴がある傾向にあります。
その結果、
『大麻の使用は精神病のリスクを増大させる』という単純な結論になり、
ベレンソン氏は、この簡単な結論に飛びつきました。
心を病んでいるからこそ、
対処法として大麻を使用しているケースも考えられるのではないでしょうか?
病んでいる人の方が大麻を使用しやすいからと、
大麻が原因で病んだに決まっていると決めつるのは、
あまりにも短絡的です。
イギリスでは、
1970年から2000年のあいだに
大麻使用が10倍に増加しましたが、
同じ期間の精神病率の増加と、
関連していません。
研究から得られた証拠によると、
極めて低いそうです。
☆
先ほど述べたように、大麻を使用すると精神病になり凶悪犯罪につながるという意見に、科学的根拠はありません。
それどころか
さまざまな新しい論文のなかで、
大麻には従来考えられていたほどの有害性や依存性は無く、
お酒やタバコと比べても、
比較的安全である事が明らかになってきています。
国連麻薬委員会も2020年に、
医療や研究目的の大麻を、国際条約で定められている最も危険な薬物分類から削除する勧告を承認しました。
だとしたら、
万引きや暴力のように被害者を生まない行為を、
どうして犯罪化して取り締まる必要があるのでしょうか?
誰かが家で大麻を吸って良い気分になっていたところで、
誰かを傷つけるでしょうか?
お酒やタバコはルールを守れば合法ですが、
大麻だけが違法であり続ける理由は、
一体何でしょうか?
また、
大麻の取り締まりには、
警察官の給料というカタチで、
私たちの税金が使われています。
誰を傷つけるでも無い大麻の使用より、
もっと取り締まった方が良い犯罪が別にあるのでは無いでしょうか?
逮捕となると、
逮捕の過程で必要となる人件費だけでなく、
逮捕される事によって仕事を辞める人が増えたり、
実刑となると刑務所の維持費までかかったりと、
経済的な負の影響が計り知れません。
もちろん、
市民の安全を脅かすような悪質な行為があった場合は、
逮捕や実刑が必要な場合もあるでしょう。
しかし
大麻を使用してリラックスしたり楽しい気分になったりしている人は、
果たして市民の安全を脅かしているでしょうか?
法律で決まっている事に従う事は大事なので、今は大麻を使いません。
しかし
国民主権の国の1人の国民として、
抗議の意志を示したいと思います。
最後に、
大麻をもし解禁した場合のメリットについて話そうと思います。
暴力団などの反社会的勢力の資金源になる可能性があります。
しかし、
大麻を解禁する代わりに国が管理をすれば、
反社会的勢力への資金源を断つだけでなく、
『税収』となります。
大麻に興味が無い人も、
この『税収』が社会保障などに使われれば、
恩恵を受けることになります。
1つ、大麻は比較的安全で違法化を続けるだけの危険性は無いこと。
2つ、大麻を使用して良い気分になっているだけの人は、誰も傷つけておらず、わざわざ税金を投入して取り締まる道理が無いこと。
3つ、大麻を解禁して国が管理すれば、『税収』を増やしつつ、反社会的勢力への資金源を断つことができること。
以上3つの理由により、